2025

浅葉克己+菊地敦己ゼミ

VR動画で展示の様子をご覧いただけます。再生後に指で画面をスワイプするか、マウスでドラッグすると視点を自由に動かせます。

叫び

ムンクの叫びが、なぜこんなに有名なのか
最初に見て心にとどいたのは、中学校の時か。
何かを表現するには、叫びが必要なのだ。
随分長い間、ムンクの叫びは僕の心の深くに沈んでいた。
2024年の浅葉ゼミのテーマに自然と
この「ムンクの叫び」が登場して来たのは
ウクライナにロシアが侵攻して戦争の時代に突入してしまったからか。
以前モスクワに泊まっていた時に
ウクライナレストランがあるからと案内された。
丸いレストランで中央がウクライナの風景になっていた。
小動物が生活していて老母がロッキングチェアで編物をしている
平和な風景だった。
戦争が身近に迫って来ている。
表現はどこへ向かえばいいのか―。

担当教員

浅葉克己

Art Director

菊地敦己

Graphic Designer

林加楊

書家

川畑明日佳

桑沢デザイン研究所専任教員

浅葉克己 + 菊地敦己

Art Director + Graphic Designer

浅葉克己 Asaba Katsumi
Art Director
1940年神奈川県生まれ。県立神奈川工業高等学校図案科、桑沢デザイン研究所、佐藤敬之輔タイポグラフィ研究所、ライトパブリシティを経て、1975年浅葉克己デザイン室を設立。代表的な仕事に、西武百貨店「おいしい生活」、サントリー「夢街道」、武田薬品「肉体疲労にAじゃないか」、ミサワホーム「ミサワデザインバウハウス」、イッセイミヤケ「ISSEY MIYAKE」「H OMME PLISSEISSEY MIYA KE」のロゴなど。東京TD C賞、毎日デザイン賞、日本アカデミー賞最優秀美術賞、東京ADC賞グランプリ、亀倉雄策賞、紫綬褒章、旭日小綬章など受賞歴多数。AGI会員、東京TDC理事長、JAGDA理事、東京ADC委員、桑沢デザイン研究所第10代所長(2011-2020)、東京造形大学・青森大学客員教授などを務める。卓球は六段の腕前。

菊地敦己 Atsuki Kikuchi
Graphic Designer
1974年東京生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科中退。2000年ブルーマーク設立、2011年より個人事務所。美術や工芸、建築、ファッションなどの分野を中心に、ブランド計画、ロゴデザイン、サイン計画、エディトリアルデザインなどを手掛ける。また、平面表現に言及した作品制作、展覧会も多い。主な仕事に、青森県立美術館やPLAY! MUSEUMのVI・サイン計画、ミナ ペルホネン、サリー・スコットのアートディレクション、『旬がまるごと』や『装苑』などのエディトリアルデザイン、亀の子スポンジのパッケージデザインほか。主な受賞に亀倉雄策賞、講談社出版文化賞、原弘賞ほか。

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