2023

浅葉克己ゼミ

ユーモア

マスクの時代が終わりそうで、なかなか終わらない。コロナ禍は地球上に拡がり困ったモノだ。それにロシアのウクライナ侵攻も続く。
笑えない時代が続くそんな中で、浅葉ゼミは卒展のテーマを「ユーモア」にした。卒展に来た人に、こんな笑いもあるのかと心に刻みこんでもらいたい。
僕の机の上には、三宅一生さんと旅をした八ヶ岳の茅野にある縄文時代の三角の仮面をつけた女神の彫刻(35センチ)がある。この仮面をつけて踊り笑いころげていたのか。この彫刻を見ているだけで笑える。①ユーモアは心を和ませる。②ユーモアは暗い気持ちをひきたてる。浅葉ゼミ生の試作を見ているとユーモアから、コミュニケーションの本質が見えてくる。

担当教員

浅葉克己

Art Director

林加楊

書家

杣田佳穂

ミサワバウハウスコレクション学芸員

川畑明日佳

桑沢デザイン研究所 専任教員

浅葉克己

Art Director

1940年神奈川県生まれ。県立神奈川工業高校図案科、桑沢デザイン研究所、佐藤敬之輔タイポグラフィ研究所、ライトパブリシティを経て、1975年浅葉克己デザイン室を設立。代表的な仕事に、西武百貨店「おいしい生活」、サントリー「夢街道」、武田薬品「肉体疲労にAじゃないか」、ミサワホーム「ミサワ デザイン バウハウス」、イッセイミヤケ「ISSEY MIYAKE」「HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE」のロゴなど。東京TDC賞、毎日デザイン賞、日本アカデミー賞最優秀美術賞、東京ADC賞グランプリ、亀倉雄策賞、紫綬褒章、旭日小綬章など受賞歴多数。AGI会員、東京TDC理事長、JAGDA理事、東京ADC委員、桑沢デザイン研究所10代目所長(2011-2020)、東京造形大学・青森大学客員教授などを務める。卓球は六段の腕前。

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