『見る』という行為から『認識の違い』について
笑いの中にも様々な種類がある。
中には、笑いと逆のことのように見える事が笑いにも繋がってくることもあるだろう。
《哀れみから生まれるユーモア》
身近な行動の中に食事ある。
食べ物は、食べる時には「食べ物」。床に落ちると「もの」に変化する。普段知っている形のものが違う物体に変化する。
食べ物側からすれば、形が変わりたくて変わった訳じゃなく、本来の職業を全う出来ずに生涯を終えてしまう様子は、まるで事件現場のようだ。そこから、「痕跡」と「影」をキーワードに落ちた食べ物を中心に繰り広げられる空間をつくる。
《『見る』という行為から『認識の違い』について》
自分の意図していない状態で見世物になることはどんなか。それらから生まれる「見る」という行為を使い、作品を見ていたはずが自分自身が見世物になる光景。