2024

大久保裕文ゼミ

音楽

私の提示したテーマは「音楽」です。
人間が最も接する芸術の一つであり、さまざまな点で入りやすくビジュアル化=デザイン化するのに適切だろうと考えました。
しかし、すぐに学生の一人から「音楽って何ですか?」という根源的な質問もあり、それこそ若い人たちにシンプルに追求して欲しい問題だと思いました。
ウィキペディアを見てみると、「音による芸術、あらゆる人間社会にみられる普遍文化だが、その定義は文化によって様々である。」
「音楽は形として残らないことから『時間芸術』と呼ばれる。」(これは知らなかったですねぇ。)
また現代音楽家のジョン・ケージは「音楽は音である。我々を取り巻く音である。」
この彼の言葉が私のテーマの本質と近いと思いますし、雨や風の音、人が去る音も音楽なんだと説明した自身の頭の中でも絵が浮かび上がりましたので、それで良いと思います。
さて、どんな作品が出来上がるのか?
楽しみでありますし、そのビジュアルが本というオブジェの中でどのような音楽をかなでるのか興味深いところです。
音楽を「見る」行為が自分たちの成長に何らかの力になることを祈ります。

担当教員

大久保裕文

Graphic Designer

清原一隆

桑沢デザイン研究所 非常勤教員

粟野隆浩

桑沢デザイン研究所 専任教員

Students
Archive

Image View

List View

Students
Archive

Image View

List View