「LIMBO」は境界のない灰色。
濁った視界で答えを探っていく「Odyssey」。
「叫び」をテーマに、自己同一性の揺らぎと変化を描くモーショングラフィックスを制作した。選択と迷い、期待と不安が交錯する中で、「私は誰か?」と自分に問いかける。
本作は、ループ映像である。2つの対照的な段階で構成され、極端な状態を行き来しながら、揺れ動く姿を映し出す。過去と未来の狭間で、形を持たない存在は、一歩踏み出そうとして、立ち止まってしまう。
流動する自己と時間
——永遠にこのループに囚われるか、それとも目をつぶって前へと進み続けるか。
