Cornici

Yuna yi

CORNICI (コーニス)

私はyoutubeを見ながら食事をする時が多く、テーブルにスマホをただ置くだけだと
首がすぐ疲れてしまうのでパネルの裏の枠にスマホを置いて見た。
すると、ちょうどいい高さで見やすくなった。
そういった日常のふとした工夫をデザインに置き換えた。

この作品には3つの特徴がある。

Ready made – 既製品を素材として捉え、それにちょっとした手を加えることで新しい使い方を見出した。

Flat pack – コンパクトに畳めて簡単に設置することができる。

Low cost – 2140円で実現することができる。

Diy製品化を想定しているため、ユーザー自身が組み立て、好きな色を塗ることもできる。コーニスは蝶番がついた2枚のB3パネル、クリップ4個、2次部材2個で構成されている。組み立て方は、2枚のパネルの間に2次部材を挟んで穴にクリップをはめることで簡単に組み立てることできる。そして、コーニスは細胞のようなシステムになっている。スタックキングと横繋ぎで状況によってはレイアウトや高さの変化が可能である。

そして、厚みがあるものをディスプレーするために拡張サイドテーブルを設計した。
クリップの使い方と同様に枠にはめるだけで固定することができる。

テンポラリーイベント、図書館、展示会、日常の暮らしなど色々な場面で使うことができる。

Yuna yi
韓国生まれ
2021年桑沢デザイン研究所卒業。

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