劇場の一日




絵本で体験する小劇場の世界
全90ページ、くるみ製本。
三好十郎の『浮標(ぶい)』という作品が上演されている、とある劇場の一日を「観客/劇場スタッフ」の2つの視点から、時系列を追って楽しめる絵本を制作した。
劇場で配布される公演のチラシやアンケート、チケットなどの現物もページの間に挟み込み、劇場に足を運びにくい現在の状況の中でも、実際にその劇場を訪れているかのような体験を味わってもらいたい。


「リアル」を体験する
劇場の実写の写真だけでなく、チケットやチラシは実際に印刷したものを挟み込んでいる。実際に現物を触ることで、まるで読み手が劇場にいるかのような臨場感を演出している。


平行、そして交わる視点
スタッフ、観客という2つの視点をわけて淡々と描くだけでなく、接点を持たせる場面も存在する。