
Howling - 凄まじい、とてつもない、叫ぶ
機能服(テックウェア)をテーマにしたイラスト
架空のアパレルブランド「Howling」のファッション写真をイメージして製作した。
自分に負けるな、Howlingはあなたの本能に叫びかける。

機能服を身につけたキャラクターを描く
卒業制作にあたり、好きなものを好きだと伝わるように描き切りたい、という気持ちは強かったです。
今の私が特に関心を向けていたのは機能服、及びそれらを取り入れたタクティカルファッションでした。服に散りばめられたポケットやベルト、人工繊維、無機質なデザインは近未来的だと思えるほど先進的なデザインであり、強かな印象を与えてくれます。
今回はそんな機能服のイメージから、前を見据える、前に進む、前に進みたい、そんな表情を含んだ若者たちと共に描きました。

元々得意でなかった服を描くことを、好きな服を描きたい一心で似た質感の服の写真や実際に着ながら、じっくりと観察し、できる限り丁寧に取り組みました。

また機能服を描くにあたり、ひとまとまりの作品としての統一感を与えるものとしても、それから機能服のデザインには欠かせないモノとしても、共通して服に刻まれれるロゴを同時に考えました。
最初に自分の「Harumi」という名前から「H」を基にしたロゴを決め、「H」が頭文字になる英単語を列挙しました。
最もしっくりきたのが自分にとってとてつもなく好きであるもの、その気持ちをイラストという形で主張する、ということから「Howling」でした。
