







鳥と人との色彩豊かな日々
私は今回『chun watching』と題し、8枚の鳥と人との絵を描きました。
私は鳥が好きで、小さい頃から鳥をよく観察し絵に描いていました。鳥は日常生活でよく見かけるにもかかわらず、触れ合う機会というのは意外とありません。それで昔から鳥ともっと触れ合うことが出来たらなと思っていました。
『chun watching』は人と鳥との距離感がとても近いです。これは私のそういった夢が反映されています。誇張された豊かな色彩も、それらが現実の出来事とは少し違うということを示すためのものです。
思い描く、という言葉がありますが、絵を描く行為でそれらの欲望を消化するというのは、まさに初歩的であり健康的な行為なのではないのでしょうか。
また、タイトルの『chun watching』ですが、人々が鳥を見るというだけでなく、普段鳥たちもまた人々を見ているのではないか、という思いで付けました。