Sit-Up
道具的な機能がある家具
-脚立ソファチェア

鍾 田(ショウ デン)

日常と非日常的な行為という視点から、家具と道具を組み合わせてデザインした作品

自分の日常行為を観察していると、電球を取り換えたり、高いところのものを取ったりするときなど、椅子を踏む動作が良くあります。周りの友達にアンケートをしましたが、みんな同じ経験をしています。でも、椅子の上に立つことは危なくて、脚立として使うには高さが足りません。そして、世の中に既存の脚立やはしごには、延長することも大変し、スッテプの幅も小さいです。登る時ちょっと不安な感じがします。そこで、今回のテーマはソファチェアと脚立の両方の要素を組み合わせて、レゴの積み木のような形でデザインをしました。

360度も見える 表裏がない家具

ソファチェアから脚立として使いたいときは、まずロックボタンを押します。解除した後、椅子の背もたれを座面に倒し、椅子全体を回転させることで脚立にすることができます。スッテプの部分は階段になって、足がちゃんとおけて、安定して、一歩一歩安全に登ることができます。家具の快適さと美観性を考えながら、脚立の実用性と安全性も確保します。

ソファチェアの素材は主にポリプロピレンでできて、背と座の表面にはウレタンを付けます。ポリプロピレンの加工方法は中空成形です。中空成形というのは製品の内部に空洞になります。私たちが普段よく使われているペットボトルもこの中空成形という加工方法で作ります。
中空成形により、ソファチェアの重さを一般的な三段式脚立とほぼ同じなので、軽くて、丈夫です。子供でも大人でも楽に操作することができます。

( 作品動画↑ )
( モックアップ 1/4 )
(レンダリング)

作品のネーミング「Sit-Up」のように、このデザインは日常生活の中で椅子として快適に座ることもでき、必要な時には脚立として安全に上に立つこともできます。
このデザインを通して、家具の道具的な機能について新しい試みを行い、より実用的で便利な良いライフスタイルをもたらしたいです。

Limited Pattern
-- Pattern Design by Nataku

私の親友のNatakuさんはファッションデザイナーです。彼女はIggy Popというロックミュージシャンが経験した4つの重要な人生の段階をモチーフに、「Iggy pop in my eyes」というテーマでパターンデザインをしました。この4つの重要な段階は「David Bowieと友達になって一緒に音楽をする、初めてボーカルを担当する、セックスに溺れる、麻薬中毒になる」です。絵のスタイルはJoan Miro I FerraとPicassを参考にしました。今回使ったパターンは「Iggy Pop and his ladies」です。

鍾 田(ショウ デン)
中国・北京出身
2012年北京連合大学・マーケティング専攻 卒業
2018年桑沢デザイン研究所 入学
2021年桑沢デザイン研究所 卒業

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