チルドレンクリート

岩間美空

クリエイションという言葉で括れる手法を並べ、その中で最も社会的評価が低い、或いは世
 的に軽視されがちな表現手法はイラストレーションなのではないかと考えるに至ったの
で、それを用いて卒業制作を行おうと決めた。
自主制作は実験や遊びの一端であると私は位置付けている。遊びといっても悪い意味ではな
く、責任の伴わない自由を持ってして作品を作れるという意味の「遊ぶ」だ。
ゼミのテーマである「希望」とはマイナスからプラス、不から良へ、低い位置から高い位置
を見据えて使用する単語である。世間的に軽視されがちな技法で作成したグラフィックを、
伝統的なデザイン専門学校の卒業制作展の出展作品に使用する。無論、人はデザイン作品を
見に来ている場だ。そんな場にイラストレーションをただ展示するだけでは興味をもたれな
い。そこで印刷方法や照明を用いた仕掛け等の三次元的に作用する要素をただ展示するだけ
から変更、追加してどれだけの人の目に止まるか。興味を持たれるか。=プラスの感情を抱
かせるか。そういった実験がしたいと考えてこの作品を制作するに至った。

岩間美空

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