パンデミックによって生まれた感情を忘れない為に、感情を服で表現する。
桑沢に入ってからの3年間は、見えないものを形にする事を大切にしてきました。
その中で、2020年に起こったコロナウイルスによるパンデミックは、初めての感情だったり、やり場の無い感情だらけで、私にとって大きな出来事でした。
しかし、このパンデミックは、『当たり前のことを当たり前に思ってはいけないという事』を、皮肉にも教えてくれました。大切な人と過ごす時間、学校で当たり前に授業を受ける事、マスクを外して会話できる事を、当たり前ではないと忘れないように、この5体を製作しました。
【怒り、葛藤】【人に会えない悲しみ】【嬉しいことの裏にある複雑な感情】【距離が離れてしまって伝わらなかった複雑な感情】それぞれのルックに役割があり、私の中では全てメインルックです。








