宇宙をテーマにした映像作品とアートピース
「宇宙は外側にも、自分の内側(細胞)にも広がっている」という言葉をテーマに、“宇宙”という存在に対する一つの思想と、理屈では説明のつかない、ジャンルを超える混沌とした世界観を、コマ撮りと、手描きアニメーション、2つの技法で、永遠に続くループアニメーションで表現する。
人間の頭のような物質として存在感のあるブラウン管テレビに映像を写すことで、思想を宇宙から受信しているようなシチュエーション。
わたしの世界観を共有するための小さなインスタレーションのような作品。
この物語は“宇宙”という存在に対する一つの思想とファンタジーである。
指と指を突き合わせ起こるビックバンは生命の誕生の合図。
宇宙の誕生、そして単細胞生物から始まり進化を遂げたきた私たちは、どこへ向かうのだろうか、私は眼の中に広がる観測可能な宇宙を見つけた。
宇宙は外側にも、内側にも広がっている。人間は小宇宙なのだ。
宇宙から宇宙が産まれ、この物語は永遠をめぐる。