建築視点さんぽのススメ

齋藤日和

自分の身近にある日常のスケールが変わって、建築、空間になることを楽しんでもらいたい

はじめまして、さいとうひよりです。
みなさんは、家って好きですか。自分の家でも、お家そのものでも。なんだか落ち着く、リラックスしたイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

では、建築、空間は好きですか。そう聞かれると、少し身構えてしまうような気がします。とっても身近な日常にあるものなのにふしぎです。

このプロジェクトでは、ちょっとだけ建築とふれあってきた私が、
“”日常と空間のあたらしい楽しみ方””
の気づきをかたちにしています。
私の日常をみる目を借りたつもりでおたのしみください。




建築視点さんぽ 基本のキ

1. 街を歩いて、気になったところを写真に撮る
2.その日常をうつして図面にする
3.人を入れることでスケールをきめる





チューブスライダー

この空間の場合には、通りかかった川にかかっていた、このチューブがすごく気になって。ところどころきゅっとすぼまってるけど、ここを通るにはどうしたらいいだろう、とそういった中に入った自分の想像が膨らんできて、写真を撮ってみました。

次は、それをうつして図面にしていきます。これが増殖したらチューブ状のスライダーが水に入ったり、出たりする、そんなアクティブな空間ができるんじゃないか、そう思って、ぽこぽこと数を増やしていくことにしました。

そのままだとただ写真から写したイラストのよう。でも最後にこの空間に合うスケールの人を入れることで、一気に空間、建築の図面へと変わっていきます。
この人はここでくつろげそうだな、ここはちょっと窮屈かな、そんな想像も楽しい。

もちろんふやすだけじゃなく、形を変えてみたり、変化の加え方はもっとたくさん。





建築を作るときには、まずその敷地、街を知っていくところから始まります。
日常から空間を見つけていく建築視点さんぽは、身の回りの小さなことの面白さ、建築の面白さの両方に気づけるのではないか、そう感じています。

わたし自身もこのプロジェクトを通して、建築的な視点を持っているとこんなに日常で気づくことが増えるんだとおどろきながら、近所をさんぽしていました。
こんなわたしのように、自分の身近にある日常のスケールが変わって、建築、空間になることを楽しんでもらえたらとてもしあわせです。

2方向の図面からみる日常には、いつもと違うわくわくがあるかもしれません。

齋藤日和
2000.11.26
神奈川県うまれ。高校でデザインの基礎をまなび、桑沢デザイン研究所に入学。

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