石垣から着想を得た日本酒ボトルデザイン
石垣の積み方には3種類あり、その中から野面積、切込接を選びデザインしました。野面積とは加工されていない自然な石を積み上げ、形が様々で石同士に隙間ができる。石の隙間に小石を詰める積み方です。滋賀県の小谷城で見られた積まれ方で石垣の技法が登場した初期によく使われた積まれ方です。
切込接とは石同士がぴったり合うように接合面が加工され、石同士の隙間が無くなる積み方です。愛知県の名古屋城で見られた積み方で江戸時代以降に改修されたお城で見ることができます。
積み方の違いが出つつ統一性を持たせることを心がけました。