一人でも楽しい

OUYANG SUYI

一人でも楽しい(模型、アニメーション)

2020年初から世界的に新型コロナウィルスの影響で人々の生活が大きく変化し、在宅の時間が増えてきた。現代社会では一人暮らしは多く、長時間一人でいると、孤独、不安を感じ、うつ病になりやすくなり、コロナ期間中の精神疾患の急増は無視できない問題である。
2020年の初めから、自分も長い間家にいた。最初は慣れなかったから情緒不安定になり、そしてだんだん慣れてきて、最後は一人の時間を楽しむができるところまで、長い経験をしてきた。私にとって、自分と仲良くできることを学ぶのは、成長の過程において非常に重要なトピックである。
この卒業作品は、このような背景を踏まえて、内外の要因で一人でいなければならない人に、幸せを感じられる視点を与え、みんなに癒しの気持ちを与えたいと考えている。
製作の過程において、周りの一人暮らししている友達にインタビューをしてきた。幸せや悲しみを癒す方法について話し合い、そして性格の異なる三人の女性キャラクターが作品に登場した。彼女達それぞれについての小さな物語を展開する。

登場人物:
1、Soong 27歳 169cm
彼女の物語は子供の無邪気さに戻る話である。私たちが小さい頃は幸せは難しいことではなかったと思い出す。一人で家でバービーと遊んでも幸せを感じられる。子供心を保持するのは幸せの扉を開くボタンの一つかもしれない。
2、Lee 24歳 160cm
彼女の物語は初心に戻る話である。社会的アイデンティティや周りの需要に影響され、違う人といる時違う面を被ることはよくあるし、一人でいる時は最も真の自分を理解するチャンスになると思う。主人公は内向的で緊張しやすい、人の前ではいつも悩みが多すぎる。本で建てられた部屋は彼女の内面のようで、実際、彼女にとって本を読むより踊るほうが幸せを感じられる。
3、Fin 29歳 164cm
彼女の物語は育てることに関する話である。多くの人は家で花を植えたり、ペットを飼ったりするのが好きで、それが生活に習慣を加えることができ、育てる楽しみは一緒に成長を感じることだと思う。育てる者が食べ物や水をやり、そして育てられるものに心を癒される。ある友達は一首の詩が好きだと言った、大体の意味は君の目がひまわりのように澄んでいることを願っている。この言葉がとても美しいと思う、ひまわりはいつも太陽に追随するので。みんなの目にはいつも光があること、いつもこの世界のすばらしい一面を感知できることをの私は願う。

OUYANG SUYI
OUYANG SUYI(オウヨウ ソイチ) 天宅ゼミ 中国湖南省出身

2010−2014:浙江理工大学 染織デザイン科
2019−2022:桑沢デザイン研究所 ビジュアルデザイン専攻

2014−2015:杭州光能合成文化伝播株式会社 グラフィクデザイナー
2015−2017:STUDIO.47 デザイナー
2017−今: フリーランス・デザイナー

編集ソフトなど技術を身につけるのが好きです、ギャラリーや美術館に
行って歴史や芸術にも興味があります。性格はのんびりけど責任感が高いと思います。 

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