優しい温かみを持つ刺繍を、
世間的に悪い印象があるものと
組み合わせるとどうなるのか。
悪い印象が持たれているものも
刺繍で作られていれば優しい温かみを
感じることができるのではないか、
という気づきを作品にしました。
また、昔から縫い目が悪を祓うと、
各国の民族衣装・宗教・祭事を飾り、
女性の教養や趣味として広まった刺繍の
浄化と優美の力は悪臭とされるものの
イメージを転換するのかを問いかけます。