人の空間を作る新しいファブリックエレメント
マスクをすることが日常になるという想定もしていなかった日々を送る中で、
マスク以上に大きなものが人と人を隔てるようになる未来が浮かんだ。
それはけして嫌な存在としてではなく、一人ひとりを優しく包み込むエレメント
として在るのではないだろうか。
海のクラゲのように漂っているかと思えば、
誰かの部屋でゆらゆらと吊るされて、その人を癒しているかもしれない。
空想と現実を行き来するような不思議な存在が街に溢れていく。
そんなぼんやりとした未来を想像しながら制作したエレメント。