授業課題

笛木陽一郎

かざし 炭と食を楽しむ卓上火鉢

炭を操り、特別な時間を楽しむ。

火を囲み、お酒を飲みながら語り合う時間はとても特別な時間だと感じるだろう。
このプロダクトは、家の中で火を囲み、軽い食事を楽しむためのものである。
友人と賑やかに、またはひとりでじっくりと。
この商品を使うことで、炭を操る楽しみを感じ、美味しい食事を楽しむことができる。

移動できる五徳

木製の取手をつかみ、五徳を横にスライドすることができる。炭の様子を見たり、火力を調節するときに使用する。また、炙る食材をのせるお皿としてや、食材を保温するお皿として使うこともできる。五徳にはロック機能があり、任意の位置で固定することができる。

3種類のプレート

3種類のプレートを付け替えることで、さまざまな食材や調理方法を楽しむことができる。
輪:火鉢を数人で囲み、プレートに食材を置く。中心の穴に食材をかざし、炙ることができる。
平:食材を温めたり、炒ることができる。
網:食材を焼いたり、ヤカンを置き、お湯を沸かすことができる。



ripple 波紋を投影する照明

水に包みこまれるように、追われる毎日からの開放を

私は高校まで10年間水泳をやっていた。水面に日が差し、プールの床に映る波紋がとても美しく幻想的で、辛い練習の中で緊張から開放されるような安らぎや安心感を感じており、それを日々の生活でも再現できないかと考えた。
水の中で人ができることは限られていて、ただぼーっと水中の光を眺めるように、忙しく追われるような毎日を過ごす人が何からも追われることのない、ただ光を眺めるだけ時間を過ごすことで、
気持ちを緊張から開放できるのではないかと思いこのプロダクトを提案した。



NOUSAGI 雪国の若者のためのモビリティー

雪国の若者は冬になると、原付や自転車などの移動手段が使えなくなる。電車を使うこともできるが、地方では駅の近くに目的の場所があるとは限らない。出かけたい時には親に送り迎えをしてもらうことが増え、自分の行きたい時に自由に出かけることができなくなってしまう。雪国の若者がいつでもどこにでも自由に動けるよう、この提案をしようと考えた。

笛木陽一郎
1996 新潟県生まれ
2019 明星大学デザイン学部デザイン学科 卒業
2019 桑沢デザイン研究所デザイン専攻科プロダクトデザインコース 入学
    明星大学デザイン学部実習指導員 着任

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