授業課題

沢田龍之介

RiNGO
ショッピングのためのシェアリングキャリーカート

荷物を保持・自立することでショッピングをより楽しむための一輪シェアリングキャリーカート。渋谷の街に次々とオープンする大型商業施設を目にする中で、「街全体が巨大なショッピングモールのように感じられれば、もっと買い物が楽しくなり、さらには消費者の購買意欲を刺激できるのでは」という考えを起点に考案したプロダクト。商品を見る少しの間、誰かが荷物を持ってくれる、街中・店内の境界なく、カートを使って移動したいというショッピング中の小さな願いを叶え、快適な購買体験の実現を目指した。

点在するポートからレンタルする。(専用アプリを使用)
ハンドル下のフックをスライドさせ荷物を提げる。
傾きを感知するジャイロセンサーと前後左右に回転するオムニホイールにより自立する。
   



Slate
言葉を集めるデバイス

情報が溢れる現代は、さまざまな言葉が視界に入り、私たちの心は揺さぶられる。そんな時に、好きな言葉や支えになる言葉を集め、眺めることで自分の価値観に立ち返る。日々の生活の中で自己肯定感が低くなりがちな人が、周囲に流されず立ち止まり自分自身を見つめ直す、勇気付けるためのデバイス。

ディスプレイとユーザーの目線の間に存在する半透明の曲線的なボディは、視線を柔らかく受け止め、ディスプレイに表示される文字の持つ印象を和らげる。



ゆずう
デスクオーガナイザー

机の上を整理したいという気持ちと、またすぐに使うものは片付けずそのままにしておきたいというジレンマを起点にデザインしたデスクオーガナイザー。素材に純度の高い錫を使用することで、何度も手で曲げて形を変えることができる。市松模様の穴が空いている部分、空いていない部分が相互に作用し、さまざまな整理の形を実現する。

沢田龍之介
埼玉県出身。青山学院大学経営学部卒。大学時代の専攻は証券投資・企業分析。
印刷会社勤務を経て、桑沢デザイン研究所に入学。

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