制作のきっかけ

現実逃避と聞いたらどんなイメージを持ってますか？一般的には現実逃避に悪いイメージを持っている人がほとんどだと思います。そこで私は現実逃避をよくない事から良いことという認識に変えたいと考えました。コロナ渦の自粛などで心が落ち込んでしまったり、やる気がなくなったりしている人が多いと思います。コロナに関係なくてもいじめやハードワークなど日々のストレスを抱えて現実から逃げたくなる人がいます。ですがその人達に対して現実から逃げるなとプレッシャーをかけるのはさらに追い込む形になってしまいます。そんな人達に少しでも気持ちの余裕、人生の楽しみというのを感じて欲しいと思い、現実逃避マニュアルという冊子を考えました。このマニュアルを読んで、現実逃避をしない人もする人も少しでも現実逃避はしていい事だと認識する人が増えてくれたら良いなぁと思います。それにより心に余裕を持ち、物事にさらにちゃんも向き合うということを考えています。

マニュアルについて

マイナスなイメージを持たれないように、コミカルで印象的なイラストと短いコメントを添えました。気軽に手に取りやすいように小さめの正方形の冊子にしました。
初めのページの診断チャートでレベル1からレベル6までストレスレベルがあります。その結果から自分に合った現実逃避を見つけられます。発信方法としては厚生労働省などと連結して学校や仕事場や病院など、人の目に付きやすい所に配布を想定しています。ちょっとした時間などに目を少しでも通してもらい、心にゆとりを持ってほしいと考えています。

イラストについて

イラストの絵柄に当初はすごい悩み、様々な絵柄で描いてみてどの絵柄なら見る人を癒すことができるかを考えました。最終段階で3種類まで絞りその中から一番柔らかくて可愛らしいさがあるこの絵柄に決定しました。元々私はカートゥーン調のコミカルなアニメが好きでしたが、今回のような絵柄は描いたことがありませんでした。この卒業制作で自分の好きなもので表現してみたくなり、挑戦してみました。とても楽しかったです。