授業課題

小池晏有美

IBOUコンセプトボード(完成版)

IBOU - 相棒のように追従する通信宇宙ドローン -

相棒のように追従する自律式通信宇宙ドローン。
通話撮影・スマートスピーカーのAI機能を搭載。自ら充電時期を判断して移動し、充電を行う。
内部機構としては、JAXAが開発した超小型3軸制御モジュールを導入すると仮定し、内部送風による機能で地球より制御も可能。
将来的に宇宙ホテルなど人材が派遣しにくい場所で、AIコンシェルジュとしても活用してほしい。

コロナ下で離れていても人の気配を感じるプロダクトとして、当初は地球上で使用できることを考えたが、使用環境を宇宙に変更し、自身の目指す宇宙産業に沿った初めての宇宙プロダクトとして作成した作品。キャラクター性や親しみやすさを感じるフォルムを目指した。

IBOUコンセプト(プロセス)



LAKUPANコンセプトボード(完成版)

LAKUPAN - 1人自炊をラクに美味しくするフライパン -

ひとり暮らしの自炊をもっとラクで美味しくするIHフライパン。
食器兼用のフライパンで、ステーキや卵焼きなど調理してそのまま食卓で食事できるデザイン。蒸し焼きにするフタはIH鍋&食器としても使用できる。

コロナで外食ができないため、自炊を楽しむ人が増えている。独身世帯が増えている現在、自炊して鍋のまま食事している学生や独身者もいる。1人の味気ない食事をもっとラクして豊な気持ちで過ごせるフライパンを考えた。
燕三条市の金物メーカーへ視察に行き、金属の魅力や加工方法の知見を活かした。

LAKUPANコンセプト(プロセス)



HITOKURAコンセプト(完成版)

HITOKURA - SDGsを意識した組立式1人用かまくら -

どこでも手軽に設置できてパブリックな場で個人を楽しむ「一人用かまくら」。
線と面構成のジオメトリックな外と中は全て組立式で省スペース化・リサイクル素材使用。
日光や照明により時間経過とともに影の変化と光の造形を感じる屋内外兼用プロダクト。
イベント時の休憩・作業場所や大学構内に設置して勉強するスペースとしても提案したい。

コロナ下でパーソナルスペースがより尊重される現在、もっとポジティブに個人の時間を楽しめる公共スペースを考えた。当初はバーチャル空間を楽しむスペースプロダクトであったが、かまくらのような入ってみたくなる場所として内外から楽しめる空間へとコンセプトを変更し、SDGsを意識したリサイクル素材を使用した空間デザインを目指した作品。

HITOKURAコンセプト(プロセス)
小池晏有美
栃木県生まれ。
栄養士時代に「残るモノづくりの作り手」を志し、ユーザー視点に一番近いセールスからマーケティング、経営まで実務を通して学び、10年かけて作り手に。
在学中に個人デザイン事務所「KOIKEAYUMI’S DESIGN STUDIO」開業。
20年以内に宇宙産業(テクノロジー関連)× 地方創生(ローカルビジネス)× 医療福祉介護(ダイバーシティ)の分野にて「(人に役立つ)残るモノづくり」の実現を目指す。

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