授業課題

十倉亜紀子

空中庭園
 植栽スタンド

目線を上へ

いつもと違う目線
浮遊する植物

テンセグリティで浮遊感を演出し、植物の生命力としなやかさを表現しました。

目線の誘導
室内では目線が固定されがちですが、2m程度の高い位置にフォーカルポイントを置くことで目線が誘導されて視野が広がります。ゆらりと揺れる姿を眺め、いつもと違う目線の生活を提案。

   




さくらさくひ
 桜の開花日予測機器
 10年後に実現出来る通信機器

桜の開花日を目に見えるかたちへ

近所の桜のつぼみを
家ではかる、ながめる

今年の桜はいつ頃から咲き始めるのか
桜の様子を家で楽しめます。

メディアで発表される開花予想はウチの近所の桜の開花と少しズレています。そこで、家が観測所になれば正確な予測が出来るのではと考えました。”さくらがさくひ”が標準木となり桜の開花・満開を知らせてくれます。

昨日と今日を比べる
グラデーションが変化する楽しみ

開花を心待ちにしている気持ちを上へ広がるかたちで表現。
円錐を逆さにしたかたちは上へ向かって広がり、桜の開花を待ち侘びる高揚感を表しています。
桜のスコープが日毎に桜色へ
スコープが桜色で満たされたら満開の合図です。

素材:電子ペーパー

上部のスコープを覗くと開花予想日の表示が見られます。
期待がふくらむ丸みを帯びた形状はつぼみが膨らむ姿。

バーチ材の美しい木目と電子ペーパー
幹の重みとつぼみや花弁の軽やかさを表現しました。

つぼみの状態を数値化
つぼみの状態を数値化し、色で表現することで感覚的に現在の状態を把握できます。

正確なデータで開花を予測
計測対象:ソメイヨシノ
「600度の法則」を用いて予測
(2/1以降の最高気温の積算温度が600度を超えると開花する。)

サイズの検討
テーブルに置いて会話を邪魔しない
H250mmを最大とします。
この高さはバンケット等のテーブル装花で用いる高さを参照しています。
向かいに着席した方の顔を遮らず、会話の邪魔にならない高さです。

   




horizon
 花器:花材によって最適な角度を提案
    いけばな X 気軽

花の種類で角度を決める
花材に最適な角度を提案する花器

角があると花材の固定を楽にできます。
メンテナンスに優れており、手が入るサイズで洗いやすい
花材を長持ちさせるコツの1つである水質の維持に欠かせないポイントです。

角がありながら円をモチーフにすることで柔らかい印象を与えます。
気軽にいけばなの決まり事を取り入れることで初心者でも手軽に花をいける生活を取り入れていただけます。

花器の中に入れる”花留め”
角と面が花材を固定しやすくします。取り出しやすいのもメンテナンスのポイントです。

十倉亜紀子
東京都東村山生まれ
2018 桑沢デザイン研究所 夜間付帯教育 修了
2021 桑沢デザイン研究所 プロダクトデザイン専攻 卒業

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