





44人のアンケートを基に創作した空想終末読本
コロナ下で外に出れず部屋にこもり切った中、テレビで刻々と外の状況が流れてくる日々に不透明な危機感からこの本の着想を得ました。アンケートから話を作る上でコンセプトにしたのは表面的にはいつもと変わらない人々の生活です。薄々と危機が迫っている事を感じてはいるけれどその瞬間が来るまでは変わらずにいたい、でも不安は拭えない。そんな人々がご飯を通じてその話題に触れていく様子を軸にお話を考えました。
この本でこだわったところはご飯のイラストです。真上からのアングルは食卓を見下ろす人の目線を意識して描いています。この企画を立てた時にアンケートに出たご飯を被りを省いてすべて描くと決めていたので終わらなかったらどうしようと凄くひやひやしながら作業していました。無事すべて描く事が出来て良かったです。