誰のため?

稲葉ひより

この地球に住んでいるのは、私たち人間だけではない。
狩猟民族から農耕民族になり、自然から離脱した人間は、野性への憧れを抱き始める。
それは、動植物を一堂に集めた動物飼育舎をつくる情熱へと変化する。
今現在、動物は住処や食べ物、仲間を私たち人間の都合で理不尽に奪われ、絶滅の道を辿ろうとしている。そうはさせまいと動物を保護し、飼育・研究を続けてきた私たち人間。
これらの行為は、動物のためか私たち人間のためか、或いはこれからの未来のためか。

展示風景
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