夢とは思い出すことである。
では、思いだすことに焦点を当てた展示は夢と呼べるのではないだろうか。
この展示では机にあるスキャナーを使い、カタログにあるバーコードを好きなだけスキャンすることができる。そして最後にレジを操作し、1枚のレシートを持ち帰ることができる。
ポケットから、鞄の底から、くしゃくしゃのレシートを見つけたことがあるだろうか。3ヶ月前にコンビニで買ったペットボトルを思い出したことはあるだろうか。
私はあなたが次の衣替えの時、引っ張り出したジャケットからくしゃくしゃのレシートを見つけ、展示に触れてくれた日を夢見てくれることを願う。



