Structural Afterimage

木村穂乃香

運動する複合体

本設計は、建築の物質性を打ち消し、渋谷、代々木八幡、神山町住宅街から集まる人々の「彩なす流転」をつくりだす試みである。外壁意匠兼構造体である無数の垂直ボーダーは、奥行きの狭い今回の敷地条件を利用しモアレ現象を引き起こす。壁や柱の輪郭を概念的、視覚的に消失させ、スロープを絶え間なく往来する人々の姿が建築を構築する。それは、流動する人の気配だけが層を成して積み重なり、揺らぎ続ける運動する複合体である。神山町の日常を、一つひとつの美しい歩影として再発見する居場所となる。

木村穂乃香

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