日本語単語のニュアンス「デザ語」

CHEN JINBIN

デザ語

SNSのタイムラインを流れ去るZ世代の言葉は、あまりに短命で、儚い。しかしその刹那の中にこそ、時代の温度や「空気感(バイブス)」が最も鮮烈に宿っているのではないか。『デザ語』は、消えゆく言葉を意味ではなく「形」として紙に留めるグラフィックブックである。選出した12語を、デザインの原点である「点・線・面」へと還元。瞬間の感情を粒子(点)に、人との距離を軌跡(線)に、画面越しの没入を質感(面)として再構築した。文字を排し、言葉を「読む」のではなく、その気配を「見る」体験へ。やがて忘れ去られる2020年代の東京の輪郭を、一冊の本という物質としてここに定着させる。” から ”本書は、自然や宇宙へのまなざしを強く持っていた宮沢賢治の作品の中から、星や月が印象的に登場する物語を独自に選んだ童話集です。表紙は夜空をイメージして、作中に象徴的に登場する蠍座と天の川のイラストをプリントしています。物語の世界をゆったりと味わえるような本にしたいと思い、文字の大きさや行間、作品ごとの余白にゆとりを持たせました。各作品の扉ページには、作中に描かれている自然や生活に根ざしたモチーフの鉛筆画を添えています。宮沢賢治作品の素朴で静かな美しさに通じる佇まいを目指し、和綴じで製本しました。

CHEN JINBIN
桑沢デザイン研究所で学ぶ機会を得られたことを、とても幸運に感じています。——CHNE JINBIN

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