1.SHIBUYA URBAN CLASSIC FES
2.一日をゆるやかに楽しむコーヒーショップ「HINEMOS TOKYO」
3.堀辰雄「風立ちぬ」

いのうえはるみ

1.代々木公園屋外ステージで開催されるクラシックコンサートのポスター
2.東京・清澄白河にあるコーヒーショップのパッケージ・ギフトセット
3.造本・終わりへと向かう時の流れを見つめて

1.代々木公園の屋外ステージでクラシック音楽を気軽に楽しむイベントを想定して制作。普段クラシック音楽と距離がある若者層に、クラシックコンサートをカジュアルな存在として身近に感じてもらうことを目的として制作した。クラシックコンサートが持つ敷居が高い印象を、抜け感があるレイアウトとラフな文字の質感、一度はどこかで目にしたことがある音楽家が公園でピクニックするビジュアルで親しみやすい印象へと変えた。

2.隅田川を望む清澄白河のコーヒーショップで販売されているドリップコーヒーとフィナンシェのパッケージを制作。ブランド名にある「HINEMOS (ひねもす)」は、一日という意味を持っていて「一日がゆるやかにほどける東京を持ち帰るブランド」として設定。慌ただしい街・東京のなかで見つけるほんの少しの余白と、川の流れとともに流れる一日の流れを感じられるパッケージビジュアルを作成した。

3.堀辰雄「風立ちぬ」全五章を、流れる時間を俯瞰で眺めるように読む一冊にした。特に、幸せを感じる日々から悲しい別れに至るまでの、しかし残酷なまでに淡々と流れる時間の表現を主軸にしている。
A5横判型で時が淡々と流れ続ける様を表現し、章と章の間のビジュアル、本文用紙の少しざらついた手触り、間に挟まる空白や物語が進むごとに変化するフォントで物語の情景を眺めているような空気作りを試みた。

いのうえはるみ
神奈川県出身。
主にアクリルガッシュを用いて、風景や情景を中心としたイラストレーションの制作をしている。

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