1.渋谷忠犬祭
2.『野ばら』小川未明

溝口のどか

1.秋田犬の力強さとおおらかさを伝えるポスター
2.花が開くように読み進める絵本

1.忠犬ハチ公が秋田犬であることにちなみ、秋田犬が主役の祭を企画しました。秋田犬の魅力を伝える祭として、秋田犬保存会の品評会審査項目を背景に取り入れています。渋谷忠犬祭の文字は、秋田犬のおおらかさや尾・足・爪の形を意識して制作。犬のシルエットも、そのおおらかさを表現するため紙を切り貼りして仕上げました。

2.小川未明『野ばら』の装丁をデザインしました。本としての読みやすさや流通・生産面での条件を考慮しなくて良い場合、この物語に最もふさわしい造形とはどのようなものかを考える、というコンセプトで制作しました。『野ばら』は、国は違いながらも友人であった二人の兵士が、戦争に巻き込まれていく物語です。作中で野ばらが象徴的な役割を果たしていることから、花が咲くようにページがひらく構造を取り入れました。ページをめくる動きが、物語の時間や風景と重なるよう意図しています。花が咲いては枯れ、また芽吹くように、争いと平和が繰り返されながらも、人と人との関係は静かに続いていく様子を表現しました。

溝口のどか
2000 年新潟生まれ。静岡文化芸術大学を卒業後、桑沢デザイン研究所に入学。

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