神山町
ヒンジドフリーマーケット

福嶌知聖

街と建築をヒンジ(蝶番)で繋ぐ
可変的な商住空間

渋谷の繁華街、松濤の住宅地、NHK周辺の文化エリアの狭間に位置する神山町は多様な目的をもつ人々が交差する場所である。
本計画は、その混在する日常を受け止める建築として、フリーマーケットを軸に商業と住宅を重ねる複合空間を提案する。
敷地は間口約4.5m、奥行約30mの細長い形状で、この薄い建築を閉じた箱とせず、「ヒンジ(蝶番)」によって街へ開く構成とした。
各層の外壁は大きな扉状の可動壁とし、多方向に開くことで内部と街路を連続させる。フリーマーケット時には道路上空に様々に開かれ、隣接建物や街路と関係を結ぶ。上階では隣接壁をスクリーンとして用いたり、遠方へのサインや景観の取り込みとして機能する。
住宅部では開き方によって視線を調整し、プライバシーを確保する。
時間や季節に応じて開閉することで、建築は神山町の日常に呼応し続ける「蝶番の建築」となる。

福嶌知聖

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