「斜め」が編み直す関係性の建築
個人の表現や小さな活動が点在するクリエイティブな街並みと、かつて茶を媒介とした対話の文化が育まれてきたこの街の性質を背景に、本計画では、アーティスト・イン・レジデンスと、誰もが立ち寄れるカフェを建築の核とする。垂直と水平によって分節されがちな現代建築の構成を問い直し、建築全体を60°の斜め壁と斜めに貫入するガラス筒で構成することで、上下・左右に加え斜め方向にも視線と気配が行き交う空間をつくり出す。 角度の操作によって、居住者と来訪者、街と建築の関係性を再編し、外部の気配や対話が制作へと作用し、表現と交流を編み直す建築を提案する。



