山手線上空空間の再利用
都市を転々と歩く行為に着目し、通勤や移動の途中に気持ちを切り替える小さな滞在空間を提案する。
「転々」とは、一つの場所に留まらず、場所から場所へと移り続ける状態を表す言葉である。東京での生活の中で、私は日常的に歩くことで都市を移動している。歩くことは、都市の気配を最も身近に感じ、街の風景を観察できる時間でもある。
本計画では、東京を象徴する山手線の上部に散歩道を挿入する。高密度で立体的な都市である東京では、高さが変わることで新しい都市の風景が現れる。その上を転々と歩くことで、都市の中にいながら日常から少し離れ、自分の居場所を見つけていく散歩道を計画する。
今回、渋谷〜原宿エリアを対象に、新しい都市空間を構築する。



