茶息

徐雅琦

光と呼吸の茶盤

本作品は、茶の知識を光のガイドへと翻訳するインタラクティブな茶盤である。

従来の茶の淹れ方では、茶種ごとに最適な茶葉量や抽出時間が異なり、その複雑さが初心者にとって心理的なハードルとなっていた。

本設計では、感測・秤重・計時と光のインターフェースを統合し、茶罐に貼られた NFC タグから茶葉ごとの抽出条件を読み取る仕組みを導入した。茶罐を感応すると、茶葉量や抽出時間が直感的な光のサインとして提示される。茶葉の量が適切になると橙色の光が一周して知らせ、湯を注ぐと光は呼吸のようなリズムでゆっくりと変化しながら抽出時間を計測する。

呼吸灯のリズムに合わせて自然に呼吸を整えることで、待つ時間は心と感覚を静かに整える時間へと変わる。光の導きによって、人はより自然に茶のリズムへと入っていく。

徐雅琦

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