犬ぞりと生きる家族の暮らし
犬ぞりツアーの場所を、3度訪れた。
はじめは2024年の冬。
犬に触れ、本格的な犬ぞりを体験したいという、
ごく個人的な興味からこの場所を知った。2度目に訪れたとき、
生まれたばかりの子犬に触れた。
そして3度目の冬。
あのときの子犬は、生後6か月になり、
すでに成犬と同じ距離を走っていた。
ここでは、狩られた鹿の命が、犬たちの食事になる。
生きることと、食べることと、動くことは、
ひとつの流れの中にある。
何度もこの場所に身を置くうちに、生きるということを
私はこの環境そのものから教えられた気がした。



