yasumo.

野口桃奈

葉山町を背景とした地域に寄り添ったモビリティの提案

yasumo.は葉山町を使用シーンの背景として制作した地域に寄り添ったモビリティです。葉山町は三浦郡の西部に位置する町で海や山に囲まれた自然豊かな町です。電車が通っていないこともあり人の流れが少なく一年を通してゆったりとした時間が流れています。
早朝にはハイキングコースをジョギング、夕方になると夕陽を見に沢山の人が海に集まります。また、四季によって山や公園に花見に来る人も多くいます。このようなゆったりとした暮らしを求めて近年多くの若者や家族が移住してきています。そんな方にさらに自然を満喫してもらえたらと思い制作したのがyasumo.です。



設定パネル

パネルは電源ボタン、速度、バッテリー、モードの表記が一眼でわかるようになっています。速度は三段階のモードで設定することができ、最高速度の20km/h、歩行者と同じ速度で走ることのできる6km/h、標準的な速度の12km/hの三つのモードを選択することができます。



座面と収納

目的地で自然を感じながらゆったりとした時間を過ごすため、モビリティ自体が椅子の役割も果たします。普段は荷物を挟むラックとして使用でき、座面を引き出すことにより座れる仕様に変更することができます。ボディの丸っとしたフォルムは体を包み込むような形になっており、安心感や居心地の良さを与えることができます。



収納と充電

本体とデッキは二つに折りたためるようになっており、その際にデッキの裏側のバッテリーに直接プラグをさして充電することが可能です。

野口桃奈
1999年4月10日生まれ
神奈川県三浦郡葉山町出身
桑沢デザイン研究所
プロダクトデザイン専攻

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