音と光で、心が落ち着く瞬間を
自然の中で、人は気づかないうちに石を積むことがある。
それは何かを完成させるためではなく、石の重さやバランスに意識を向けている時間である。
そのとき、まわりには風や水の音などの自然のホワイトノイズが常に存在している。人はそれらを意識して聴いてはいないが、環境として集中を支えている。本作品は、石を積むときに生まれる目的を持たない集中状態と、
自然の中に流れ続けるホワイトノイズに着目し、それらを音と光の体験として再構成する。鉱石のような形をしたライトを置く、並べる、重ねることで、音と光が変化し、使用者は結果ではなく行為そのものに意識を向けていく。



