文字形態の曖昧性の表現

コウグン

本作品は、「文字形態の曖昧性の表現」をテーマとしたポスター作品です。文字を出発点としながら、可読性を目的とせず、読むことと読めないことのあいだにある状態を表現しています。画面にある黒い形態は、文字の構造から生まれたものです。本来は意味を伝えるための文字ですが、制作の過程で解体と再構成を繰り返すことで、次第に図形に近い存在へと変化していきます。その上に重ねられたピンクやブルーの有機的な形態は、情緒や感覚のように文字へ介入し、構造を覆い、揺らがせます。これらは装飾や記号ではなく、名付けることのできない「ノイズ」として画面に存在しています。こうしたプロセスを通して、文字は言語としての役割を失い、より感覚的で身体的な視覚表現へと変化します。

コウグン
中国・四川省出身
成都芸術職業学院・視覚伝達学科・広告デザイン専攻 卒業
楽山師範学院・美術学院・視覚伝達デザイン学科 卒業
専門学校桑沢デザイン研究所 卒業

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