見えない世界を想像する
特に目立つことのない、変わりばえのしない日常。
それでも僕は、その「何気なさ」の中にこそ、楽しいことがあると感じています。
本作は、僕が思い描く一人暮らしの部屋を舞台に、ありふれた日常の風景を再構築したインスタレーションです。見慣れた空間に少しだけ視点のずれを生み出すことで、気づかれにくい存在や、現実世界では作り出せない世界を立ち上げました。
平面と立体の境界をあえて曖昧にし、二次元と三次元が交差する空間の構成や目に見えない世界を想像することで、「本当にそこにあるのか」「想像なのか」という感覚を揺さぶります。奇妙でありながらどこか親しみのある世界は、日常そのものが持つ面白さや可能性を見つけることでもあります。
何も起きていないように見える日常も、視点ひとつで豊かに変化できます。
Hey々bon々は、そんな“平々凡々”の中に潜む、小さな発見と想像の広がりをかたちにした作品です。



