平面から

はやま

平面から立ち上がる存在

紙の中に描かれた少女が、切れ込みをきっかけにこちら側へと立ち上がる。
平面と空間の境界が揺らぐ瞬間を、インスタレーションとして構成した。

私は小さい頃から、女の子の落書きをすることが好きだった。プリントの裏やノートの端、大きな段ボールなど。ありとあらゆる紙に沢山のイラストを描いてきた。そんな私が生み出した存在たちが、もしこの空間に立ち上がったらどのように見えるのだろう、という思いから制作を始めた。

等身大の少女を大きな紙に描き、部分的に切り取り立ち上げることで、平面から立体の存在へと移り変わる瞬間を表現した。正面から見ると彼女は堂々とそこにいるように見えるが、横や裏から見るとやはりただの紙であり、描かれた存在は完全に三次元には生まれないのだという、どこか虚しさも感じさせる。

はやま
イラストを描くことが好きです。

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