交枝|KOUSHI

黒崎勝広

新しいコミュニケーション方法の模索

「交枝」は、枝をモチーフにしたサウンド・ストリートファニチャーデザインである。
生活の中で周りに人がいると自分の会話が聞かれていないか心配になる人はいるだろうか。
勉強や進路、人間関係や恋愛、仕事上での悩みの話をする上で周囲に会話が漏れないように安心して会話をしたい人がいるのではないか?という問いから会話が聞かれずに
身近な人との時間を過ごせるストリートファニチャーを提案した。

所持している携帯端末をこの製品に近づけることで製品の名前が画面に表示され、
Bluetoothによって連動される。携帯は通話状態にしておき、それぞれのパイプの先にある
部分がマイクの機能を果たしており、話した声がスピーカー(指向性)
から流れることで一方向にのみ音が飛び、周囲に音が盛れずに会話ができる。
“会話”というコミュニケーションを道具(製品)を通して行うことで身近な人と関わり
やすくなり、関係がさらに深める効果を期待したい。
広場や駅前に設置することで、
仕事の合間の休憩に / 学校帰りにクラスメイトと / 子どもを遊ばせている間に
利用してもらうことができ、どのシーンでもいつでも使える。ただ休む目的にも効果的な肘置きとなる円台と、荷物置き場がある。

サイズ:H1675 mm×W2100 mm×D2100 mm(about)
*最大6人まで会話(使用)可能

参考:成功するパブリックスペースをつくるには?|Project for Public Spaces

黒崎勝広
1999年東京都生まれ。2021年桑沢デザイン研究所卒。
&Form(アンドフォーム)インターン生。

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