終わりのないパーティー、その空間では現実と虚構、記憶と創造が交差します。
写真とAIによるイメージが織りなす断片は、存在したはずの瞬間と、存在しなかった可能性を同時に映し出します。
この展示では、学校のパーティーという日常的で誰もが持つ記憶の断片を題材に、写真とAIが作り出す「現実」と「非現実」を並列に配置することで、見る者に問いかけます――私たちの記憶はどこまでが真実で、どこからが想像なのか?そして、虚構が現実を模倣し始めたとき、そこに本質的な違いはあるのか?
また、今回の展示では特別な反射材を設置し、鑑賞者自身が作品の一部となり、新たな記憶の断片を生み出す体験ができるようになっています。
この「終わらないパーティー」の中で、あなた自身の記憶や物語がどのように形作られるのか?ぜひ体感してみてください。
膨大なイメージに囲まれた現代社会で、重要なのはそれが「本物」かどうかではなく、それがあなたに何を問い、何を感じさせるのか?かもしれません。
