1.東京の文化と個性を楽しめるチョコレート専門店
2.中国の伝統民藝を知る
3.子供に向ける仕掛け絵本
1.東京生活の戸惑いや不安をは、時間を経てば日常となり、やがて当たり前の風景へと溶け込んでいきます。そうして東京がまるで一枚のシンプルで、多彩な味わいを持つ板チョコレートのように感じます。
東京の繁華の姿を最も直感的に表現できるのは「地図」。
東京23区をテーマ、板チョコレートを媒体に、東京を図形に落とし込み、箱を組み合わせることで商品に遊び心を加え、板チョコのインスピレーションとも呼応させます。また、地図型のチョコをベースに、23種類の異なるフレーバーを展開した一方で、市販のスーパーでも気軽に手に取れる商品を目指し、地図から離れ、パズルの楽しさと板チョコの割れ面の美しさを活かし、サブアイテムも楽しめます。
2.光と影の融合、中国の伝統影絵芝居「皮影戯」。
中国古代の民間恋愛物語をテーマにした「Love Story」は少しベタな表現を使い、操る役者が魔法使いのように魔法をかけ、主人公たちのストーリーを春夢のように造る。そして、一枚の皮から生まれる皮影の制作技法を見せる「彫刻の影」は匠の手で繊細に彫り込まれた皮影人形を版画の表現方法で表します。
3.『手をひらけば』は、子供の感情教育に向け、大人にも自己反省と教育方針を与える仕掛け絵本です。怒りの感情は誰にでも訪れるものですが、それをどう扱うかは個々の成長と深く結びついています。拳をひらくという単純な行為の中に、心の解放、そして新たな可能性の発見という深いメッセージが込められています。大人も子供も共に感情という普遍的なテーマについて考えるきっかけになれる一冊を目指して制作しました。
