必要なときに必要な人へ。みんなでつくるやさしい電車。
電車内の新しいスペースを提案する。「ダイバーシティスペース」。
電車には、車椅子利用者やベビーカー利用者、大きな荷物を持つ人など、特別な配慮を必要とする乗客がいます。 しかし、現在のフリースペースはその位置とデザインから十分に機能しておらず、使いづらさを感じるユーザーがいるのが現状です。
そういった場所や配慮を必要としている人に向けた新しい電車内スペースを提案します。
*安定した場所、プライバシーを確保できる設計
横幅90cm・奥行き60cm・高さ100cmで、車椅子やベビーカーが収まり、周囲からの視線が気にならないサイズ感。十分な横幅で赤ちゃんの隣に親が立てる。
仕切りにはガラスにモザイクシートを使用し、利用者のプライバシーを確保。
*ドア前に設置することでスムーズな乗り降りを実現
対象者の電車の乗降がスピーディーに。
また仕切りの配置により、人の流れを整え混雑緩和にも貢献。
この場所は優先するべき人、普通の乗客と分けずに「必要なときに、必要な人が自然に使える」スペースです。ダイバシティースペースは誰もが利用しやすい電車をみんなでつくることを目指します。
