1.奏屋百貨店
2.シャーロック・ホームズ短編集
3.47 TRAD JAPAN

髙橋奏人

1.日本を贈る百貨店ブランド
2.シャーロック・ホームズの短編集
3.二十四節季のカレンダー

1.奏屋百貨店は、日本の食や文化をギフトとして贈るためのブランド。百貨店として培ってきた目利きを活かし、高い品質を保証する。デザインコンセプトは「現代の品格」。ブランドや商品の質と信頼を表現するため、シンプルで品のあるトーンに。また、利用場面である現代のライフスタイルに合わせて、厳格過ぎないモダンな印象にチューニングを行っている。
2.シャーロック・ホームズというと、パイプや帽子、虫眼鏡といったクラシカルなイメージがあるが、原作から見受けられる科学的なホームズ像を表現することをコンセプトとした。具体的な図像を用いないことで従来のイメージが固定されることを避け、無機質さと小説としての情緒を併せ持つような装丁を目指した。
3.現代の暮らしのなかで暦を楽しむ提案として、二十四節季のカレンダー兼ポスターを制作した。ビジュアルのメインとして文字を扱うにあたって、線的で機能的な文字を、面的でグラフィカルに捉える試みを行った。その際、寄席文字の余白の作り方や、エレメントの意味に親和性を見い出し、伝統や迫力を感じさせる作字を行った。

髙橋奏人
神奈川県出身。早稲田大学文化構想学部卒業後、桑沢デザイン研究所入学。

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