奇を求め生きる

星川虎太郎

“奇” を求める事こそ、人間の生。

人は、理路整然とした社会を求め生きている。

社会では理解できない事物は、嫌われ “奇” とされてしまう。

しかし “奇” は、人間の生存の可能性を与え、

新たな社会を生むと、私は考える。

変化を繰り返す社会の中で “奇” とさたものが昇華され日常となる。

“奇” を求める事こそ、普遍的な人間の生の営みなのである。

今回私は ”桑沢デザイン研究所” という社会の中で生きて来て、桑沢的ファッションショーの’’流れ’’、桑沢のショーってこんな感じと言う’’概念’’が既にできている気がした。

ここ桑沢デザイン研究所でショーをやる意味とは何であるのか?

概念破壊とは?ここでしかできない事とは?

今回私は桑沢的ショーとしての’’概念’’、’’流れ’’を断ち切る’’奇’’として。

又、これから続く後輩への期待を込めて作品を制作した。

星川虎太郎
神奈川県生まれ。
小田原城北工業高校デザイン科卒業
桑沢デザイン研究所ファッション科卒業予定

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