“奇” を求める事こそ、人間の生。
人は、理路整然とした社会を求め生きている。
社会では理解できない事物は、嫌われ “奇” とされてしまう。
しかし “奇” は、人間の生存の可能性を与え、
新たな社会を生むと、私は考える。
変化を繰り返す社会の中で “奇” とさたものが昇華され日常となる。
“奇” を求める事こそ、普遍的な人間の生の営みなのである。
今回私は ”桑沢デザイン研究所” という社会の中で生きて来て、桑沢的ファッションショーの’’流れ’’、桑沢のショーってこんな感じと言う’’概念’’が既にできている気がした。
ここ桑沢デザイン研究所でショーをやる意味とは何であるのか?
概念破壊とは?ここでしかできない事とは?
今回私は桑沢的ショーとしての’’概念’’、’’流れ’’を断ち切る’’奇’’として。
又、これから続く後輩への期待を込めて作品を制作した。









