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前黒島博斗

竹の素材としての可能性

竹は成長が早く、加工しやすく、軽量かつ強度と弾性に優れており、熱を加えると曲げることもできる沢山の性質を持っています。その性質に素材としての可能性を感じ、竹にしかできないデザインを模索しました。その中でも弾性と熱による加工に着目し、曲げることで生まれる力の活用を考えながらデザインをしていきました。

竹を熱して湾曲させることで更に強くなる弾性を利用し、洗濯バサミに似た構造で、パーツであり、脚にもなる少ないパーツで構成したシェルフ、ミニテーブルを考えました。

竹材を綺麗に曲げるために、スチーマーと、曲げるための型を制作しました。均一に蒸すことで竹材全体に熱が入り、しなやかに曲げることができ、更に型を用いることで同じ形を綺麗に制作ができるようにしました。

前黒島博斗
前黒島博斗
2002年4月3日生まれ
沖縄県那覇市出身

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