曽志﨑望美
a | 茶碗蒸し用スプーン
茶碗蒸しを食べるのに最適な形と素材を検討したスプーン。手に食器を持って食事をする日本文化や、汁物として飲むのではなく掬って食べるようになった茶碗蒸しの変化も踏まえ、ヘラ形の食器に。素材は、口に入れた時に茶碗蒸しの旨味を邪魔しない磁器とした。
b | 施工時に向きが変えられる個人住宅用スイッチ
友人の家に遊びにいくといつも押し間違えてしまうスイッチがある。照明の位置とスイッチのレイアウトがリンクしていれば、押し間違えることは減るのではと考えた。正方形の外形とすることで、縦横もしくは左右のスイッチどちらとしても使える柔軟性をもったスイッチにした。
c | スタッキングできる木製ハンガー
一枚の板に、洋服をかけた際ハンガーが前後バランスするよう設計し、合板を曲げた。専用のフックも合わせてデザイン。洋服をかけている間も、そうでない間も、インテリアになるようなハンガーとハンガーフックを目指した。
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