






タイトルのハヤニエ
積み重ねてため込んだ本を、再現出来るディスプレイ。これは壁に立て掛ける半自立型本棚である。
好きな考え、写真などが、モズの貯食行動早贄(はやにえ)のように、飾ることができる。
モズという鳥による行動で、捕らえた獲物を木の枝に突き刺す習性を早贄(ハヤニエ)という貯食行動。
シナ合板に本を配置する穴をデザインした。合板の裏側にウレタンをはり、好きな深さに刺せて、自分なりのディスプレイができる。

着想 崩れの経由
近くで日常の観察を家に向けると、自分の家の本棚が「崩れ」できてるほど本が多いことが目に入った。この状態が通常になっていることが疑問になった。そして「崩れ」があるかないかで自分の気分の変化があると仮定してこの「崩れ」に着目した。
特徴
本体の裏側にウレタン材が貼り付けており、本を差し込む際に滑り止めになっている。
平置き部分にはマグネットが付けられる様になっている。